2011/04/22

セレベス海のこもりうた












日本の倍ぐらいの面積のあるボルネオ島、インドネシアに
マレーシア、それとブルネイの3つの国に領有されている
この島の東。

かつて東南アジアで最大規模の日本人コミュニティがあった
都市ダバオを持つフィリピン、ミンダナオ島の南。

首の長い恐竜みたいな形のインドネシア、スラウェシ島の北。

この3つの島に囲まれた場所が、セレベス海。そして、ここに
多く暮らす"漂海民"と呼ばれる"パジャウ族"。

海上に建てた高床式の家や、小さな小屋が乗っかった船で
ぷかぷか海の上で生活をする彼らの、気合い!の入った
こもりうたを(いつのまにか「BSプレミアム」ってことに
なっていた)NHK-BSのテレビプログラム「Amazing Voice」で
聴いちゃいました。

コレ、ホントに素晴らしい番組で、昨日、4月21日は
「奄美からセレベスの海へ」のタイトル通り、後半に
セレベスから世界に向けて活動を始めているパジャウの
歌手AYAさんのことなどが放送された回だったのですが、
その途中、彼らの生活を紹介するくだりに目が釘付け!!

というのも、天井から吊るした、びよーんびよーん伸び縮みする
揺りかごを思いっきり激しく上下させるパジャウのお母さんが
いきなり登場、しかも、歌の音量が必要以上にデカくて、
心地よい眠りに誘うやさしい揺れと、ささやくような歌声
なんて子守唄の"常識"なんか軽くひっくり返す、どこまでも
力強く凛々しい子守歌だったのです。

こりゃ、さすがに眠れんだろ、、、と思ったのですが、そこは
海の上で命を授かった赤ちゃん、ママがぐいぐい起こす
荒波など物ともせず、しっかり眠っていたのでした。

ちょっとした子どもどうしの口論までも歌になっちゃう
パジャウの人々は、赤ん坊のころから、やさしくも力強い
海と母のこもりうたで育てられてるんですねぇ。。。

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